ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は16日午前10時、9月の月次売上情報(速報)を発表した。既存店売上高が前年同月比0.4%増と2カ月ぶりに前年を上回った。客数が同0.1%増、客単価が同0.3%増だった。
同社によると、9月も商品の価格高騰による消費者の節約志向に大きな変化はなく、価格に敏感な購買行動はさらに強まっているという。玉子の単価上昇による売上の押し上げが顕著で、米も依然として新米価格の上昇による売上の押し上げ効果は続くが、一時期の伸びよりは鈍化した。米の代替えとしての需要があるパスタ、食卓パン、シリアル、米菓、総菜の弁当やおにぎり、冷凍食品、ヨーグルトが堅調だった。
16日の終値は、前日比7円安の869円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社