株式新聞ダイジェスト

キッコマンが続落、26年3月期の利益予想が市場予想平均に届かず

 キッコマンが続落、148円安の1395.5円を付けた。28日引け後、26年3月期の連結業績予想(IFRS)を発表。利益予想が市場予想の平均に届かず、嫌気された。

 26年3月期の連結業績(IFRS)は、売上収益7445億円(前期比5.0%増)、営業利益752億円(同2.0%増)を予想。営業利益の市場予想平均は787億円程度だった。配当は第2四半期末10円(前期実績10円)、期末15円(前期は特別配当2円を含む15円)の合計25円(同25円)を見込んでいる。

 同時に自己株取得枠の設定を発表。取得上限は1600万株(自己株を除く発行済み株式数の1.7%)・200億円。取得期間は5月8日から26年3月31日まで。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行するため、自己株の取得を決めた。

 30日の終値は、前営業日比148円安の1395.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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