経済・ビジネス情報

Daily米株速報 2025/6/18

  • 公開日:
  • 更新日:
Daily米株速報

(画像=SBI証券)

この記事は2025年6月18日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。
掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定
終値

(画像=SBI証券)

米国の対イラン軍事介入警戒、原油が大幅上昇

6月17日(火)の米国株式市場では、主要3指数は反落。イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、米国が一段と直接的な介入に踏み切ることへの警戒感が広がった。原油価格は大幅上昇し、1月以来の高値を付けた。トランプ米大統領はイランに対する忍耐を失いつつあると警告し、「無条件降伏」を求めた。

経済指標では、朝8時半に発表された5月の小売売上高は前月比0.9%減と、市場予想の0.5%減以上に落ち込んだ。また、9時15分に発表された5月の鉱工業生産は前月比0.2%減と、市場予想の横ばいを下回った。

セクター別(全11業種)では、10業種が下落。ヘルスケアと一般消費財・サービスが安く、エネルギーのみが高い。

個別株では、イーライ・リリー(LLY)による買収合意が発表された遺伝子編集バイオ企業のヴァーヴ・セラピューティクス(VERV)が81.5%急騰。一方、ファースト・ソーラー(FSLR)が-17.9%、エンフェーズ・エナジー(ENPH)が-24.0%、ソーラーエッジ・テクノロジー(SEDG)が-33.4%、サンラン(RUN)が-40.0%と、太陽光発電関連株が軒並み急落。共和党上院議員らがトランプ大統領の予算案に盛り込まれた太陽光・風力発電の税額控除を段階的に全廃する方針を維持したことが材料視された。

原油先物相場は大幅反発。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比3.07ドル(4.3%)高の1バレル74.84ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比10.4ドル(0.3%)安の1トロイオンス3,406.9ドルで取引を終えた。

米10年物国債利回りは前日比0.06%低い(価格は高い)4.39%で終えた。ドル指数は反発、17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=145円20〜30銭で取引を終えた。

【6月18日(水)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
米FOMC最終日、パウエルFRB議長記者会見・声明と経済予測発表
米新規失業保険申請件数(6月14日終了週)
米住宅着工・建設許可件数(5月)
モバイル見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)上海」(~20日)
サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(~21日)
主な企業決算の発表:
なし
~見通し~
中東情勢を巡る不透明感に加え、FOMCの結果次第で市場は厳しい展開になる可能性がある。
SBI証券  投資情報部 潘 碩朋

主要株価指数

主要株価指数

(画像=SBI証券)

債券・商品市況

債券・商品市況

(画像=SBI証券)

主要通貨

主要通貨

(画像=SBI証券)

S&P500日中足チャート

S&P500日中足チャート

(画像=SBI証券)

ナスダック日中足チャート

ナスダック日中足チャート

(画像=SBI証券)

S&P500セクター別

S&P500セクター別

(画像=SBI証券)

S&P100種騰落率ランキング

S&P100種騰落率ランキング
S&P100種騰落率ランキング

(画像=SBI証券)

その他主要銘柄

その他主要銘柄

(画像=SBI証券)

※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。

⚠免責事項・注意事項
・レポートおよびコラムの配信は、状況により遅延や中止、または中断させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

・本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても株式会社ファーストパートナーズ及び株式会社SBI証券(情報発信元を含む)は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
重要な開示事項(利益相反関係等)について
投資情報の免責事項

【手数料等及びリスク情報について】
SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、商品先物取引、外国為替保証金取引、取引所CFD(くりっく株365)では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

SBI証券

2024年7月時点でグループ全体の口座開設数1300万を突破した、国内口座開設数NO.1の国内最大手ネット証券会社。「ゼロ革命」と銘打った格安の手数料、お得なポイント制度、豊富な商品ラインナップを武器に2025年のオリコン顧客満足度ネット証券1位を獲得。

資産・不動産・M&Aまで対応

無料個別相談

最新トレンド情報を会員限定で発信

無料メルマガ登録