オカムラ食品工業が急騰、465円高の3870円を付け、連日で年初来高値を更新した。19日引け後、100%子会社でデンマークのMusholmが、ラトビアのRiga Bay Aquaculture(RBA)の株式の51%を取得し、連結子会社化すると発表、材料視された。
RBAは、ラトビアでサーモントラウトの養殖事業を行うことを目的に設立された会社。同社では今後、ラトビアを日本、デンマークに続く第3の養殖拠点と位置づけ、養殖事業のさらなる拡大を図る。また、RBAで行うサーモントラウト養殖では、卵(いくら原料)を採取する養殖を想定。この卵(いくら原料)は、いくら・筋子製品を製造している国内加工事業において、加工原料としても用いることを見込んでいる。
20日の終値は、前日比400円高の3805円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社