国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年6月23−27日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が2週連続のトップとなった。また、上位の常連であった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がトップ10圏外となった。
「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」の純資金流入額は約344億円。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」が前々週(6月16−20日)に続いてトップ10内となった。
前週新たにランクインしたのは、「フィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター・ヨーロッパ)「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」(愛称:世界のベスト)、「ROBOPROファンド」「キャピタル 世界株式ファンド年2回決算(分配重視)」「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)の5ファンド。「フィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」は5月26−30日以来、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」と「キャピタル 世界株式ファンド年2回決算(分配重視)」は4月21−25日以来のランクイン。「ROBOPROファンド」と「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」は今年初めてのランクインとなった。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「たわらノーロード先進国株式」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」「iFreeS&P500インデックス」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社