
(画像=SBI証券)
この記事は2025年7月8日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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日本と韓国に25%の関税、ドル/円は146円台乗せ
7月7日(月)の米国株式市場では、主要3指数は反落。トランプ米大統領が7日、日本と韓国に25%の関税を課すと表明した。関税は8月1日から適用するとした。S&P500指数とナスダック総合指数は前週末に最高値を更新しており、相場の短期の過熱感や割高感が意識され、利益確定や持ち高調整の売りが出やすい面もあった。
セクター別(全11業種)では、9業種が下落。一般消費財・サービスと素材が安く、公益事業と生活必需品が高い。
個別株では、テスラ(TSLA)が6.8%下落。最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏が新党「アメリカ党」を立ち上げると表明し、テスラの経営がおろそかになると懸念された。また、コア・サイエンティフィックを買収すると発表したコアウィーブ(CRWV)が3.3%下落。
原油先物相場は反発。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前営業日の3日と比べ0.93ドル(1.4%)高の1バレル67.93ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は小幅続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前営業日比0.1ドル安の1トロイオンス3,342.8ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは3連休前の3日と比べて0.03%ポイント高い(価格は安い)4.38%で引けた。ドル指数は反発、7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、3連休前の3日と比べて1円10銭円安・ドル高の1ドル=146円00〜10銭で取引を終えた。
【7月8日(火)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
米NFIB中小企業楽観指数(6月)
米NY連銀インフレ期待(6月)
米消費者信用残高(5月)
米3年債入札
主な企業決算の発表:
なし
~見通し~
関税材料に対して引き続き「TACO」反応の模様。市場は関税交渉よりこれから始まる決算シーズンに注目するだろう。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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