
(画像=SBI証券)
この記事は2025年7月14日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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S&P500反落、トランプ関税に再度懸念
S&P500反落、トランプ関税に再度懸念
米株式相場は反落。S&P500は前日に終値ベースで過去最高値を更新したが、この日は上昇一服となった。S&P500採用銘柄のうち400銘柄近くが下げる中、エヌビディアをはじめとする大型ハイテク株は好調となり、指数を下支えした。トランプ大統領はカナダからの輸入品の一部に8月1日から35%の関税を適用すると明らかにした。また、NBCニュースのインタビューでは、新たな関税率を提示していない大多数の貿易相手国・地域に対し、15%ないし20%の関税を一律に課す予定であり、数字をこれから詰めると述べた。
業種指数は一般消費財・サービス、エネルギ以外は下落。
個別株式では、クラフト・ハインツ(KHC)が2.5%上昇。会社分割の準備を進めているとの報道が材料となった。食品卸売り大手パフォーマンス・フード・グループ(PFGC)は4.8%上昇。同業のUSフーズから買収提案を受け、クラフト・ハインツは食品事業の大部分を新会社として分離する準備を進めている。一方で、医薬品総合のブリストルマイヤーズ(BMY)が-3.4%、老舗医療機器メーカーのバクスター(BAX)は-3.4%。
原油先物相場は前営業日比1.8ドル高の1バレル=68.4ドル。短期的な需給引き締まり観測や対ロシア制裁強化への警戒感で買いが優勢となった。金先物相場は3日続伸。前営業日比38.3ドル高の1トロイオンス=3364.0ドル。
米国債は下落(利回りは上昇)。米債券市場で長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが出た。円相場は3日ぶりに反落し、前日比1円15銭円安・ドル高の1ドル=147円35~45銭で取引を終えた。
【7月14日(月)の米国市場】
主な経済・企業イベント
なし
主な企業決算の発表
なし
~見通し~
トランプ氏は複数国への関税引き上げを予告しているが、投資家の楽観的な見方には注意が必要だ。過去の撤回例に頼りすぎることはリスクもはらむ。
SBI証券 投資情報部 植田 雄也
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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