市況(場況)

日経平均は110円安と3日続落、一時上げ転換も売り優勢=14日後場

 14日後場は日経平均株価が、前週末比110円06銭安の3万9459円62銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)は同0.43ポイント安の2822.81ポイントと小幅に反落した。現地11日の米国株式は、NYダウが3日ぶり、ナスダック総合指数が4日ぶりに反落。日本株は、米株安や前週末の上値の重い展開が継続し売り優勢で取引を開始した。日経平均は弱含みで推移し、午前10時15分には同280円78銭安の3万9288円90銭を付けた。後場に入り押し目を拾う動きから上げ転換する場面もみられたが、継続的な買いが入らず売りに押された。

 東証プライム市場の出来高は14億9604万株、売買代金は3兆6610億円。騰落銘柄数は値上がり907銘柄、値下がり649銘柄で値上がりが多い。変わらずは70銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち14業種が下落、19業種が上昇した。バンナム、任天堂などのその他製品株や、コナミG、ソフバンGなどの情報通信株が下落。JAL、ANAなどの空運株や、JR東日本、JR東海などの陸運株も安い。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、SUMCO、LIXILなどの金属製品株も軟調。信越化、花王などの化学株や、OLC、リクルートHなどのサービス株も弱かった。一方、中部電、関西電などの電気・ガス株や、ディスコ、菱重工などの機械株が上昇した。

 個別では、JTEC、ジンズHD、Bガレージ、日本新薬、ニッケが下落。半面、GMOインタ、gumi、ダイト、アドソル、理計器などが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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