市況(場況)

日経平均は47円高と4日ぶり反発、上値重くプライム騰落銘柄は値下がり多い=15日前場

 15日前場は日経平均株価が、前日比47円66銭高の3万9507円28銭と4日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)は同1.34ポイント高の2824.15ポイントと上昇した。日経平均は、朝方に買いが先行したが下げ転換する場面もみられるなど、不安定な値動きとなった。その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大、午前10時53分には同181円68銭高の3万9641円30銭を付けた。買い一巡後は戻り待ちの売りに押され上げ幅を縮小する展開となった。ドル・円相場は1ドル=147円70銭前後でもみ合い。

 東証プライム市場の出来高は7億9119万株、売買代金は2兆884億円。騰落銘柄数は値上がり679銘柄、値下がり872銘柄、変わらずは74銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち15業種が上昇、18業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、第一生命HD、東京海上などの保険株が上昇。大和証G、野村などの証券商品先物株や、武田薬、第一三共などの医薬品株も高い。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、東電力HD、関西電などの電気・ガス株も堅調。東レ、ワコールHDなどの繊維株や、日立、キーエンスなどの電気機器株もしっかり。一方、伊藤忠、三菱商などの卸売株や、王子HD、北越コーポなどのパルプ紙株が下落した。

 個別では、クリレスHD、DDグループ(監理)、Gunosy、TSIHD、わらべや日洋が上昇。半面、IDOM、栗本鉄、北里コーポ、gumi、カーブスHDなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

中立・客観的立場から豊富で偏りのない金融情報を提供し、投資家の皆様の資産形成に役立つこと」を事業の目的に、金融機関向けアプリ「ウエルスアドバイザー」、金融情報サイト「ウエルスアドバイザーウェブサイト」、スマートフォンアプリ「My投資信託」、「株式新聞Web」等、様々な媒体で金融情報を発信しています。

資産・不動産・M&Aまで対応

無料個別相談

最新トレンド情報を会員限定で発信

無料メルマガ登録