市況(場況)

日経平均は218円高と4日ぶり反発、取引終了にかけ堅調で高値引け=15日後場

 15日後場は日経平均株価が、前日比218円40銭高の3万9678円02銭と4日ぶりに反発し、きょうの高値で取引を終えた。TOPIX(東証株価指数)は同2.50ポイント高の2825.31ポイントと上昇した。日経平均は、朝方に買いが先行したが下げ転換する場面もみられるなど、不安定な値動きとなる場面もみられた。後場に入り、上げ幅を拡大する展開となり、取引終了にかけて堅調な値動きとなった。ただ、現地15日には米6月CPI(消費者物価指数)の発表を控えることから、積極的に買い進む動きは限られたもよう。ドル・円相場は1ドル=147円70銭前後でもみ合い。

 東証プライム市場の出来高は15億7680万株、売買代金は4兆1219億円。騰落銘柄数は値上がり626銘柄、値下がり932銘柄で値下がりが多い。変わらずは68銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち14業種が上昇、19業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、第一生命HD、東京海上などの保険株が上昇。日立、キーエンスなどの電気機器株や、武田薬、第一三共などの医薬品株も高い。東電力HD、東ガスなどの電気・ガス株や、SBIなどの証券商品先物株も堅調。三菱UFJ、みずほなどの銀行株や、ディスコ、SMCなどの機械株もしっかり。一方、伊藤忠、三菱商などの卸売株や、三井不、菱地所などの不動産株が下落した。

 個別では、PRTIME、DDグループ(監理)、Gunosy、クリレスHD、TSIHDが上昇。半面、IDOM、栗本鉄、gumi、メドレー、サイゼリヤなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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