経済・ビジネス情報

Daily米株速報 2025/7/18

  • 公開日:
  • 更新日:
Daily米株速報

(画像=SBI証券)

この記事は2025年7月18日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。
掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定
終値

(画像=SBI証券)

経済指標は総じて堅調、TSMC決算で半導体株に買い

7月17日(木)の米国株式市場では、主要3指数は続伸。S&P500指数とナスダック総合指数は最高値を更新した。朝方発表の米経済指標は米景気の底堅さを示した。また、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が好決算を発表し、半導体株などハイテク株の一部に買いが広がった。

経済指標では、朝8時半に発表された6月の小売売上高は前月比0.6%増と5月の0.9%減から持ち直し、市場予想の0.2%増を上回った。同時刻に発表された週間の新規失業保険申請件数は市場予想に反して5週連続で減少した。また、7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は15.9と前月のマイナス4.0から大きく改善し、市場予想を上回った。

セクター別(全11業種)では、9業種が上昇。金融と情報技術が高く、ヘルスケアと不動産が安い。

個別株では、第2四半期のコア1株利益が市場予想を上回ったペプシコ(PEP)は7.5%急騰。電気自動車のルシード・グループ(LCID)が36.2%急騰。ウーバー・テクノロジーズ(UBER)が同社に3億ドルを投資し、ロボタクシーのパートナーシップの一環として、6年間で2万台以上のNuroドライバーを搭載したルシード車両を配備する計画を発表した。一方、市場予想を下回った第3四半期調整後1株利益予想を発表したアボット・ラボラトリーズ(ABT)は8.5%下落。GEエアロスペース(GE)は予想を上回る決算と通期ガイダンスの上方修正を発表したにもかかわらず、2.2%下落。引け後、ネットフリックス(NFLX)は予想を上回る決算と通期ガイダンスの上方修正を発表したものの、時間外で下落した。

原油先物相場は4営業日ぶりに反発。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比1.16ドル(1.7%)高の1バレル67.54ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比13.8ドル(0.4%)安の1トロイオンス3,345.3ドルで取引を終えた。

米10年物国債利回りは前日と同じ4.45%で引けた。ドル指数は反発、17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比70銭円安・ドル高の1ドル=148円55〜65銭で取引を終えた。

【7月18日(金)の米国市場】

主な経済指標・イベント:
米住宅着工件数・許可件数(6月)
米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)(7月)

主な企業決算の発表:
アメリカン・エキスプレス(AXP) 寄り前
チャールズシュワブ(SCHW) 寄り前
スリーエム(MMM) 寄り前
トゥルイスト・ファイナンシャル(TFC) 寄り前
シュルンベルジェ(SLB) 寄り前

~見通し~
最近、堅調な経済指標が続出し、半導体株も強い勢いが続いている。一方、関税交渉の進捗や一部商品別関税の発表が注目されるだろう。
SBI証券  投資情報部 潘 碩朋

主要株価指数

主要株価指数

(画像=SBI証券)

債券・商品市況

債券・商品市況

(画像=SBI証券)

主要通貨

主要通貨

(画像=SBI証券)

S&P500日中足チャート

S&P500日中足チャート

(画像=SBI証券)

ナスダック日中足チャート

ナスダック日中足チャート

(画像=SBI証券)

S&P500セクター別

S&P500セクター別

(画像=SBI証券)

S&P100種騰落率ランキング

S&P100種騰落率ランキング

(画像=SBI証券)

その他主要銘柄

その他主要銘柄

(画像=SBI証券)

※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。

⚠免責事項・注意事項
・レポートおよびコラムの配信は、状況により遅延や中止、または中断させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

・本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても株式会社ファーストパートナーズ及び株式会社SBI証券(情報発信元を含む)は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
重要な開示事項(利益相反関係等)について
投資情報の免責事項

【手数料等及びリスク情報について】
SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、商品先物取引、外国為替保証金取引、取引所CFD(くりっく株365)では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

SBI証券

2024年7月時点でグループ全体の口座開設数1300万を突破した、国内口座開設数NO.1の国内最大手ネット証券会社。「ゼロ革命」と銘打った格安の手数料、お得なポイント制度、豊富な商品ラインナップを武器に2025年のオリコン顧客満足度ネット証券1位を獲得。

資産・不動産・M&Aまで対応

無料個別相談

最新トレンド情報を会員限定で発信

無料メルマガ登録