日鉄ソリューションズ（ＮＳＳＯＬ）が急落、２７０円安の３５４５円を付けた。３０日引け後、２６年３月期第１四半期（２５年４−６月）の連結決算を発表。増収ながら減益となり嫌気された。
第１四半期決算は、売上収益が８２６億８４００万円（前年同期比７．６％増）、営業利益は８４億８５００万円（同３．７％減）だった。売上収益は、産業・鉄鋼分野および流通・プラットホーマー向けの増に加え、クラウドソリューション分野およびプロダクト販売などが好調だった。一方、利益面では、ビジネスモデル変革に向けた投資による販管費の増加および前年度に発生した賞与引当差の反動減などが影響した。
第２四半期累計（２５年４−９月）の業績予想は、売上収益１６８０億円（前年同期比７．３％増）、営業利益１９０億円（同４．８％増）を据え置いている。
３１日の終値は、前日比２５０円安の３５６５円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
