国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年8月4日−8月8日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)が4週ぶりのトップとなったほか、5ファンドが新規にランクインした。
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は約741億円の純資金流入となり、前々週(7月28日−8月1日)の2位から順位を上げて7月7日−11日以来のトップとなった。同ファンドのほかには、「インベスコ 世界厳選株式オープン」(愛称:世界のベスト)の「<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」と「<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が前々週に続いてトップ10内となった。
前週新たにトップ10入りしたのは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「ニッポン中小型株ファンド」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「iFreeNEXT FANG+インデックス」「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は7月14日−18日以来3週ぶり、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は6月30日−7月4日以来5週ぶり、「iFreeNEXT FANG+インデックス」と「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」は7月7日−11日以来4週ぶり、「ニッポン中小型株ファンド」は今年初めてのランクインとなった。「ニッポン中小型株ファンド」は8月1日に新規購入の申込受付を約2年ぶりに再開したが、6日を最終受付日として再び一時停止している。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち「One/ウエリントン・コントラリアン・バリュー・ファンド」「東京海上・宇宙関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」の「Bコース(為替ヘッジなし)」「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)、「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社