市況(場況)

日経平均は続伸も上値重い、プライム騰落銘柄は拮抗=25日後場

 25日後場は日経平均株価が、前週末比174円53銭高の4万2807円82銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同4.62ポイント高の3105.49ポイントに上昇、一時18日に付けた終値の最高値(3120ポイント)を上回る場面があった。現地22日の米国市場は、NYダウが反発し終値ベースで史上最高値を更新、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数も4日ぶりに反発した。米国株高の流れを受け日本株も朝方から買いが先行。日経平均は午前9時5分に、同568円13銭高の4万3201円42銭と、3日ぶりに4万3000円台を回復した。買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される展開で上値が重く、後場には48円程度まで上げ幅を縮小した。その後は、やや値を戻す格好で取引を終えた。

 東証プライム市場の出来高は17億7657万株、売買代金は4兆1406億円。騰落銘柄数は値上がりが780銘柄、値下がりは775銘柄と拮抗、変わらずは65銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち15業種が上昇、18業種が下落した。古河電工、住友電工などの非鉄金属株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株が上昇。コマツ、ダイキンなどの機械株や、リクルートH、ベイカレントなどのサービス株も高い。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、TOTO、ニチアスなどのガラス土石株も堅調。TOYO、ブリヂスなどのゴム製品株や、INPEX、石油資源などの鉱業株もしっかりだった。一方、三菱倉、三井倉HDなどの倉庫運輸株や、東電力HD、中部電などの電気・ガス株が安い。

 そのほか、アステリア、ユニオンツル、芝浦機械、トリケミカル、アイスタイルが上昇。半面、アドクリ、gumi、オークネット、宝HLD、KLabなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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