国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年9月1日−5日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、三菱UFJアセットマネジメントが2日に運用を開始した「モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド(為替ヘッジなし)」(=モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略(H無))が約207億円の純資金流入となり、第4位となった。
同ファンドは、米国を中心に日本を含む世界各国の企業の株式を主要投資対象とする。継続的な成長が見込まれる成熟企業と、未来を担う可能性がある革新性を有すると判断した新興企業に分け隔てなく投資する。
同ファンドのほかには、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)が新たにランクインした。8月4日−8日以来、4週ぶりのランクインとなった。
前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)。949億円の純資金流入となり、8月12日−15日以来、3週ぶりのトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン」(愛称:世界のベスト)の「<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」と「<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」シリーズの「Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」と「Bコース(為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が前々週(8月25日−29日)に続いてランクインした。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)と「ROBOPROファンド」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社