市況(場況)

日経平均は124円高と堅調推移、TOPIXともに連日で終値の史上最高値=25日後場

 25日後場は日経平均株価が、前日比124円62銭高の4万5754円93銭と3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同14.90ポイント高の3185.35ポイントと上昇した。両指数ともに連日で終値ベースの史上最高値を更新した。現地24日の米国株式市場では、手がかり材料難のなか利益確定売りに押され、NYダウ・ナスダック総合指数はともに続落。日本株にもその動きが波及し、朝方は売りが優勢となった。その後、売り買いが交錯したが、押し目買いや円安を支えに上昇転換。日経平均は午前11時1分に同194円38銭高の4万5824円69銭を付けた。後場に入り積極的な売買が控えられるなか、再度下げに転じる場面もみられたが、総じて堅調に推移した。

 東証プライム市場の出来高は19億2928万株、売買代金は5兆7636億円。騰落銘柄数は値上がりが1030銘柄、値下がりは513銘柄、変わらずは74銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落した。三井金、住友電工などの非鉄金属株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が上昇。東電力HD、東ガスなどの電気ガス株や、エムスリー、リクルートHなどのサービス株も高い。三菱HCキャ、JPXなどのその他金融株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も堅調。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、大和証G、野村などの証券商品先物株もしっかりだった。一方、テルモ、HOYAなどの精密機器株や、TOPPANや任天堂などのその他製品株が下落した。

 そのほか、パラベッド(監理)、ハピネット、住友鉱、KLab、佐藤商などが上昇。半面、アステリア、テスHD、ips、マンダム、古野電が下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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