株式新聞ダイジェスト

京王が3日続伸、利益予想の上方修正や配当増額、自己株取得、株式分割を材料視

 京王電鉄が3日続伸、108円高の3788円を付けた。10日引け後、26年3月期の連結利益予想の上方修正、配当の増額、自己株取得枠の設定、株式分割を実施すると発表、材料視された。

 26年3月期の業績予想で、営業収益は5020億円(前期比10.8%増)を据え置いたが、営業利益を500億円から510億円(同5.8%減)に引き上げ、減益幅が縮小する見込み。配当は、第2四半期末と期末ともに従来予想の52.5円から55円(前期実績50円)に増額し、年間配当は110円(同100円)となる見込み。

 自己株取得は、上限340万株(自己株を除く発行済み株式数の2.9%)・100億円を設定。取得期間は11月18日から26年3月31日までとしている。

 株式分割は、26年3月31日を基準日、4月1日を効力発生日として1株を5株に分割するとした。投資単位当たりの金額を引き下げ、個人投資家を中心に投資家層の拡大を図ることを目指す。

 11日の終値は、前日比63円高の3743円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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