
(画像=SBI証券)
| この記事は2026年6月1日にSBI証券で公開された「【アメリカNOW!】AI関連以外の業績上方修正銘柄:ハウメット、ロスストアーズ、イーライリリィ、スターバックス、アップラビン」を転載したものです。 掲載記事:【アメリカNOW!】AI関連以外の業績上方修正銘柄:ハウメット、ロスストアーズ、イーライリリィ、スターバックス、アップラビン |
図表1 S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月)

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年初来から3月にかけての下落幅の「倍返し」を達成しつつあり、テクニカル的には、一旦達成感が出やすいところと見られます。
※当社WEBサイトを通じてSBI証券が作成
図表2 業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率(「5日」は5/21(木)終値~5/29(金)終値によります。)

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。銘柄名はBloombergの表記により、当社WEBサイト・本文中の表記と異なる場合があります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
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先週の米国株式市場
S&P500指数は週間で0.9%、ダウ平均は2.1%、ナスダック指数は0.5%の上昇でした。
米国とイランの停戦交渉進展に対する期待から原油価格が下落、長期金利も低下となって、相場を押し上げました。5/27(水)には米国とイランが停戦を60日間延長し、その間にイランの核開発問題など難航している課題の解決に取り組むとの覚書を交わすことで合意したと報じられました。
また、企業決算では、好決算を発表したクラウドデータウェアハウスサービスを提供するスノーフレイク インク(SNOW)、AI半導体を製造するマーベルテクノロジーグループ(MRVL)、AIサーバーの売上が急増しているデル テクノロジーズ C(DELL)などがテクノロジー株に対する物色を刺激しました。
経済指標では、1-3月期実質GDPの改定値が前期比年率+1.6%と、速報値の同+2.0%から下方改定されました。4月個人消費支出物価指数は前年比+3.8%と市場予想に一致、3月の同+3.5%からは上昇しました。いずれも株式相場を抑える指標でしたが、影響は限定的でした。
業種指数(「5日」は5/21(木)終値~5/29(金)終値)では、情報技術が5.1%と大幅に上昇しました。フィラデルフィア半導体株指数が7.2%上昇したほか、ソフトウェア・サービス業種の銘柄も上昇しました。個別銘柄で上昇トップのマイクロン テクノロジー(MU)は、UBSなどの米国の証券アナリストが目標株価を引き上げたことが刺激となり、大幅な株価上昇となりました。
今週の米国株式市場
「株式相場は不安の壁をよじ登る(Stock market climbs a wall of worry)」と言います。市場に先行き不安や悲観的な材料が多い状況下であっても、投資家がその懸念を克服しながら株価が結果的に上昇していくという相場格言です。
年初来、AI過剰投資の可能性、プライベートエクイティ問題、消費の先行き不安、イラン戦争による原油価格上昇などの懸念材料をこなして上昇してきました。そういう意味では、相場はかなり仕上がって、上昇余地は限られてきている可能性がありそうです。
今週の株価材料として、米国とイランの停戦交渉、地区連銀経済報告(ベージュブック)、コンピュテックス台北(5日まで)が注目されます。
米国とイランの停戦交渉では、先週60日間の停戦延長を含む覚書に合意したと報じられました。両国トップによる承認を待っている段階です。これまで何度も交渉終結の期待は裏切られてきましたので、波乱なく承認されるのか注目です。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では、インフレによる消費への下押し圧力について、どのようなコメントが出るか注目されます。ウォルマートなど大手小売企業からは、消費の先行きに慎重な見方が出ていました。
台北で開催されるIT見本市のコンピュテックス2026は「AI Together」がテーマで、インテル、マーベルテクノロジー、クアルコム、NXPセミコンダクターズのCEOが基調講演を行います。
経済指標では上記のほか、6/1(月)に5月ISM製造業景気指数(前月の52.7から53.0に改善の予想)、6/3(水)に5月ADP雇用統計(前月比11.8万人増の予想)、5月ISM非製造業景気指数(前月の53.6から53.9に改善の予想)、5月雇用統計(非農業部門雇用者数は前月比8.9万人増の予想)などの発表が予定されています。
企業イベントでは、パロアルトネットワークス、ダラーゼネラル、ブロードコム、クラウドストライクホールディングス、メドトロニック、ルルレモンアスレティカなどの決算発表が予定されています。
今週の5銘柄
本レポートの5/18(月)号、5/25(月)とも今期予想EPSの上方修正率が大きい銘柄をご紹介しましたが、ほとんどがAI関連銘柄でした。今回は、AI関連、情報技術セクターの銘柄を除いた中で業績の上方修正率が高い銘柄をご紹介いたします。
【スクリーニング条件】
・今期予想EPSの修正率(過去3ヵ月)が3%以上
・来期予想EPSの増加率が10%以上
・AI関連および情報技術セクターの銘柄以外
・時価総額が500億ドル以上
図表3の銘柄から、ハウメット エアロスペース(HWM)、ロス ストアーズ(ROST)、イーライ リリィ(LLY)、スターバックス(SBUX)、アップラビン A(APP)を選んでご紹介いたします。
図表3 通期予想EPSの修正率が大きい銘柄(S&P500指数採用銘柄対象、5/26(火)のデータによる)

注:ハイライトした銘柄を「今週の5銘柄」として取り上げています。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
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図表4 今週の5銘柄の投資指標

注:予想PERは今期予想EPSに基づいて計算しています。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成
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今週の注目銘柄

注:予想PERはBloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。使用した予想EPSの決算期は、ロスストアーズが2027年1月期、スターバックスは2026年9月期、その他はいずれも2026年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成
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主要イベントの予定

注:日付は現地時間によります。(E)はBloombergによる予想を示します。企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有人数の1~30位、青字のハイライトは31~50位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成
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