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アナリスト注目の銘柄は?相場先読み!米株特集 2026年6月

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米株特集

(画像=SBI証券)

この記事は2026年6月5日にSBI証券で公開された「アナリスト注目の銘柄は?相場先読み!米株特集」を転載したものです。
掲載記事(最新版):アナリスト注目の銘柄は?相場先読み!米株特集

5月の米国株式市場は半導体を中心としたハイテク株をけん引役に上昇を強める展開でした。好調な米企業業績のほか、米イラン和平合意への期待感などがポジティブ材料視されました。NY原油先物価格や米10年債利回りにピークアウト感が見られ、VIX指数は20を下回る水準まで落ち着き、NYダウやS&P500指数、ナスダック、半導体のSOX指数が史上最高値を更新しました。S&P500指数の11業種における月間セクターパフォーマンスは情報技術や一般消費財・サービス、ヘルスケアが上げて、エネルギーや公益などが下げました。このほか、5/22にはウォーシュ氏がFRB議長に就任して、ウォーシュ新体制がスタートしました。

6月の米国株は次の5点がポイントになると考えています。

①米イラン和平合意の行方とNY原油先物価格

②雇用統計(同5日発表予定)

CPI10日発表予定)

FOMC(米連邦公開市場委員会、同16-17日開催予定)

⑤半導体大手マイクロン テクノロジーの決算発表(同24日予定

トランプ大統領はイランとの和平合意が最終段階にあるとの考えを示しており、ホルムズ海峡再開となれば原油安を背景として、インフレ懸念が大きく後退すると考えられます。雇用統計では、非農業部門雇用者数の増加は市場予想では前月比8.8万人増と前回(同11.5万人増)からやや鈍化の見通しです。失業率は4.3%と前回並みの見通しです。平均時給は前年比3.4%増と前回(同3.6%増)から賃金インフレは鈍化する見通しです。市場予想通り雇用鈍化と賃金インフレ後退が確認できれば、足元で優勢となっているマーケットにおける年内利上げ観測が和らぐ期待も出てきそうです。一方、CPIは市場予想で前年比4.2%増と前回(同3.8%増)からインフレが加速する見通しです。FOMCでは、(1)声明文に大幅変更があるかどうか、(2)ドットチャートに大幅変更があるかどうか、(3)記者会見でのウォーシュFRB議長の発言について、マーケットから信認を得るかどうかがそれぞれ注目されると考えられます。

特にウォーシュ新体制初となるFOMCラティリティの急変動をもたらすこと想定されるため、注意が必要です。過去5回の新議長交代からのS&P500指数の動きを振り返ると、就任後数カ月程度は方向感に乏しい動きも散見され、ウォーシュFRB議長とマーケットとの対話がうまく醸成されるまでは、米国株は方向感が出にくい展開が続く可能性がありそうです。

今回のコンテンツのテーマは「半導体関連」です。半導体関連企業は業績や株価が総じて好調で、当社における米国株式売買代金ランキングにおいても半導体関連株は上位に名を連ねることが目立ちます。半導体に強みのある韓国の韓国総合株価指数が6/4までの年初来でおよそ2倍のパフォーマンスをみせるなどグローバルな観点でも半導体株はマーケットの中心セクターとみられ、引き続き投資家の高い関心を集めやすいと考えられます。なお、当社Webサイト>マーケット>ランキング>外国株式から米国株式の売買代金ランキングなどが確認できますので、ぜひご活用ください。

当コンテンツはBloombergデータ、各社資料、各種報道、当社Webサイトを基にSBI証券が作成

SBI証券 アナリスト注目銘柄

今回の5銘柄の選定ポイントは次の3点です。

1.半導体関連

2. 直近四半期実績の売上高成長率20%以上(前年比ベース)

3.年初来パフォーマンスがS&P500(約10.7%高)を上回る(6/4時点)

1.アーム ホールディングス ADR(ARM) ・英国に本社があり、主要な米ハイテク企業を顧客に持つ半導体設計会社です。 ビジネスモデルはライセンスとロイヤルティー(使用料)で、半導体企業にライセンスを供与した際のライセンス収入、チップ1枚当たりのロイヤルティー収入で構成されます。2026/3期の売上高比率はライセンス・その他収入が47%、ロイヤルティー収入は53%です。 ・会社側は今後の成長機会として、①クラウドAI、②エッジAI(機器側で動作するAI)、③フィジカルAI(自動運転車やロボットを制御するAI)を挙げ、同社推定の潜在市場規模は2026/3期が5,350億ドル、2031/3期は約1.5兆ドルの見通しです。26年3月には自社製半導体を発表し、ビジネスモデルが大きく変化する予定です。会社側は5年で年150億ドルの半導体売上高を見込んでいます。 ・会社側は2031/3期にEPSでおよそ9ドルを目標にしています(2026/3期実績は1.77ドル)。

1. 半導体設計会社 2. 26年1-3月期の売上高は前年比20%増 3.年初来パフォーマンスは約3.6倍

(画像=SBI証券)

2.マイクロン テクノロジー(MU) ・半導体のDRAM(高速なデータ読み出しが可能で、電源OFF時にデータ消える)とNAND(大容量で、電源OFF時もデータ保持)を設計・開発・製造する大手半導体企業です。 ・25/8期の売上高比率はDRAMが約76%、NANDが約22%などです。

・AIの進化でより多くのメモリーが必要になると考えられており、中長期的な成長要因として注目されます。前回決算発表時には初となる5年SCA(戦略顧客契約:同社のビジネスモデルの視認性と安定性を高める複数年のコミットメント)締結を明らかにしており、同様の契約締結が続くのかどうか注視されます。 ・6/24に3-5月期の決算発表を予定しています。市場予想では売上高が前年比で約3.6倍、EPSが同約10.2倍と好業績見通しです。

1. DRAMとNANDの大手半導体企業 2. 25年12月-26年2月期の売上高は前年比2.9倍 3.年初来パフォーマンスは約3.4倍

(画像=SBI証券)

3.エヌビディア(NVDA)  ・AI向け半導体の市場シェアが推定で約8割と圧倒的で、時価総額ランキングは世界No.1です(6/4時点)。

・3月のイベントで同社CEOは2027年末までにAI半導体売上高が1兆ドルを超えるとの見方を示し、業績見通しは好調です。同社株も史上最高値圏で推移しています。 ・データセンター向けが牽引して、26年2-4月期は売上高が前年比85%増、EPSは同2.4倍と高い成長が見られました。調整後粗利益率は75%と高採算企業です。 ・今期市場予想PERは約25倍と割高感はみられないと考えられます。会社側は800億ドルの自社株買い計画を明らかにしており、業績への自信を示唆していると言えそうです。

1.AI半導体に強みを持つ半導体大手 2.26年2-4月期の売上高は前年比85%増 3.年初来パフォーマンスは約17%高

(画像=SBI証券)

4.サンディスク(SNDK)   ・2025年2月にウエスタン デジタルから分離独立しました。NANDフラッシュ技術を用いたデータストレージ端末・ソリューションを提供しています。 ・日本のキオクシアとは、三重県と岩手県にある合弁事業を運営しています(フラッシュメモリーの製造と開発)。なお、三重県にある四日市工場の合弁会社契約期間は2029年末から2034年末への延長が発表されています。

・会社側は26年1-3月期が業績の変曲点との見方を示しました。調整後粗利益率は78.4%と好採算となり、前年比では55.7%ポイントの大幅な改善を見せました。4-6月期は79-81%と更なる収益性上昇を会社側は見込んでいます。

1.フラッシュソリューションとメモリー技術を提供 2.26年1-3月期の売上高は前年比3.5倍 3.年初来パフォーマンスは約7.4倍

(画像=SBI証券)

5.ヴァンエック 半導体 ETF(SMH)  ・MVIS 米国上場半導体25指数に連動する投資成果を目指すETFです。半導体セクターを中心に、米国で上場する時価総額および流動性の高い企業に投資します。

・保有上位銘柄は、エヌビディアや台湾セミコンダクター、マイクロン テクノロジー、アドバンスト マイクロ デバイシズ、ブロードコムなどです。

・設定は2011年12月、経費率は0.35%です。

1. 代表的な半導体関連ETF 2.N/A 3.年初来パフォーマンスは約74%高

(画像=SBI証券)

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