市況(場況)

日経平均は200円程度安、中東リスク警戒の売り一巡後は急速に下げ渋る=11日前場

 11日午前10時11分すぎの日経平均株価は、前日比200円程度安い6万3980円前後で推移する。午前9時10分には、同1843円52銭安の6万2335円75銭を付けている。米国とイランが攻撃の応酬をはじめ、中東リスクが再燃するなかで10日の米国株式市場では、NYダウとナスダック総合指数が大きく下げた。SOX(フィラデルフィア半導体株)指数も大幅下落するなど、全面安商状となった。東京市場でも、その流れを受けてAI(人工知能)や半導体などのハイテク関連株を中心にリスク回避の売りが先行した。売り一巡後は、リバウンド狙いの買いで急速に下げ幅を縮小している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比1000円安の6万3340円だった。

 業種別では、全33業種のうち25業種が下落、8業種が上昇している。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株が下落。大成建、清水建などの建設株や、ディスコ、菱重工などの機械株も安い。大和証G、野村などの証券商品先物株や、TOYO、ブリヂスなどのゴム製品株も軟調。TOTO、NGKなどのガラス土石株や、三菱UFJ、みずほなどの銀行株も弱い。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、味の素、JTなど食料品株が高い。

 そのほか、MRO、ペプチドリム、ニチコン、日ヒュム、IHIが下落。半面、TOPPAN、LinkUG、FIG、楽天銀行、キオクシアなどが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時11分時点で、ドル・円が1ドル=160円台の半ば(10日は160円38−40銭)、ユーロ・円が1ユーロ=185円台の前半(同185円29−33銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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