東京株式市場では12日、日経平均株価が前日比1802円高の6万6020円と大きく続伸して取引を終えた。終値ベースの6万6000円台は1週間ぶり。TOPIX(東証株価指数)も3日ぶりに反発し、51ポイント高の3881ポイントとなった。
トランプ米大統領が今週末にもイランとの和平合意を実現する考えを表明したことを受けて、中東での戦闘終結期待により朝方から買いが広がった。原油安によるインフレ圧力低下を視野に、半導体をはじめとするAI関連株が値を飛ばした。日経平均は前場に6万7065円(前日比2848円高)まで上昇。後場は利益確定売りや、米スペースXの新規上場後の値動きを見極めたいとする向きにより上値が重くなったものの、高水準を維持して6営業日ぶりに5日移動平均線を上回った。ただ、この日算出された6月限日経平均先物・オプションのSQ値(6万6698円04銭)を下回った。
AI関連は半導体メモリーのキオクシアが力強く上昇したほか、半導体製造装置の東エレクやアドバンテスも大幅高となり日経平均を支えた。一方で、電子部品の太陽誘電や村田製が朝高後にマイナス圏まで突っ込むなど不安定な動きも目立った。東証プライム市場の出来高は27億5012万株で、売買代金は12兆7697億円。騰落銘柄数は値上がりが964、値下がりが555、変わらずが44だった。
業種別指数は全33業種のうち25業種が上昇し、7業種が下落した。倉庫運輸1業種がほぼ変わらず。非鉄金属や機械、鉄鋼、化学、金属製品、繊維などが大幅高。半面、サービス業や鉱業は安い。個別株の値上がり率上位はマルマエ、マイクロニ、三井金属、ディスコ、住友鉱、値下がり率上位はMacbee、日電波、ラクーンHD、LinkUG。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
