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<相場の読み筋>8月6日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年8月6日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>8月6日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>8月6日

 5日の米国株式は反落した。NYダウが前日比61.90ドル安の4万4111.74ドル、ナスダック総合指数が同137.032ポイント安の2万916.550ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9501万株、ナスダック市場が73億2158万株だった。7月ISM非製造業景況指数が50.1となり市場予想平均の51.5を下回った。米景気の悪化を警戒する動きが強まり軟調に推移。トランプ大統領が同日、導入を検討する医薬品関税について、段階的に250%まで引き上げる考えを示したことも相場の重しとなった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アーム・ホールディングスやアプライド・マテリアルズ、ネットフリックスなど下落した。

 6日の東京株式は、軟調な展開か。現地5日の米国株式が下落したことから、売り優勢スタートとなりそう。きのう5日の日経平均株価は反発したものの、上値の重い動きだったこともあり、利益確定売りに押される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の半ば(5日は147円36-38銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=170円台の後半(同170円13-17銭)とやや円安方向にある。5日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、ニデック<6594.T>、IHI<7013.T>、東エレク<8035.T>などが、5日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比120円安の4万530円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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