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<相場の読み筋>10月22日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年10月22日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>10月22日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>10月22日

 21日の米国株式は、NYダウが前日比218.16ドル高の4万6924,74ドルと3日続伸、ナスダック総合指数は同36.877ポイント安の2万2953.666ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6077万株、ナスダック市場が95億4378万株だった。NYダウは3日に付けた終値ベースの史上最高値(4万6758.28ドル)を更新した。決算発表が本格化するなか、3M(スリーエム)やコカ・コーラなどの決算が市場予想を上回った。大型銘柄の堅調な業績が好感され、NYダウは一時400ドルを超える上昇をみせた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アルファベット(グーグルの持株会社)やマイクロン・テクノロジー、ASMLなどが下落した。

 22日の東京株式は、堅調な展開か。きのう21日の日経平均株価は、一時心理的なフシ目の5万円に迫る場面もみられたが、利益確定売りに押された。戻り待ちの売りに対する警戒感はあるものの、押し目買いの意欲は強いとみられ、しっかりした展開が見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の後半(21日は151円15-17銭)、ユーロ・円が1ユーロ=176円台の前半(同175円70-74銭)と円安方向に振れている。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、SUMCO<3436.T>、日本製鉄<5401.T>、IHI<7013.T>などが、21日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比215円高の4万9365円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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