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<相場の読み筋>12月3日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年12月3日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>12月3日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>12月3日

 2日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比185.13ドル高の4万7474.46ドル、ナスダック総合指数が同137.752ポイント高の2万3413.674ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億6757万株、ナスダック市場が68億9985万株だった。引き続き、今月9-10日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ観測が株価を押し上げた。また、トランプ大統領は次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長に、NEC(国家経済会議)のハセット委員長が有力候補との考えを示した。側近の起用による、政権の意向を反映する政策への期待も支えとなった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやテキサス・インスツルメンツ、アプライド・マテリアルズなどが買われた。

 3日の東京株式は、続伸後も堅調か。現地2日の米国株式が反発した動きを受け、買い優勢スタートとなりそう。きのうの日経平均株価は、戻り待ちの売りに押され上げ幅を縮小したが、底堅く推移していたことから、相場の地合いは悪くないとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の後半(2日は155円76-78銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の前半(同180円88-92銭)とやや円安方向にある。2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、アドバンテス<6857.T>、レーザーテク<6920.T>、太陽誘電<6976.T>などが、2日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比285円高の4万9555円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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