
(画像=株式新聞)
| この記事は2025年12月4日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>12月4日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>12月4日 |
3日の米国株式は、続伸した。NYダウが前日比408.44ドル高の4万7882.90ドル、ナスダック総合指数が同40.418ポイント高の2万3454.092ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億8510万株、ナスダック市場が72億4988万株だった。米11月ADP雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月比3万2000人減となり、市場予想平均の同1万人増を下回った。予想外の減少を受け、来週に行われるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ観測が継続し、株価を押し上げた。NYダウ採用銘柄では、ユナイテッドヘルスやゴールドマン・サックス、マクドナルドなどが値上がり率の上位に入っている。
4日の東京株式は、もみ合いか。現地3日の米国株高を受けて、買い優勢スタートとなりそう。きのうの日経平均株価は、一時心理的なフシ目の5万円を回復したが、戻り待ちの売りに押されており、先高期待が高まるなか5万円を意識した攻防が続きそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(3日は155円68-69銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の前半(同181円23-27銭)と小動き。3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ニデック<6594.T>、レーザーテク<6920.T>、ホンダ<7267.T>などが、3日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比40円高の4万9870円だった。
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