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<相場の読み筋>12月8日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年12月8日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>12月8日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>12月8日

 前週末5日の米国株式は、NYダウが前日比104.05ドル高の4万7954.99ドルと反発、ナスダック総合指数が同72.992ポイント高の2万3578.128ポイントと4日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億6265万株、ナスダック市場が75億3859万株だった。米9月個人所得が前月比0.4%上昇し、市場予想平均の同0.3%増を上回った。同個人消費支出は同0.3%上昇し市場予想平均と一致。おおむね市場予想通りとなり、FOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ期待が継続した。NYダウ採用銘柄では、セールスフォースやゴールドマン・サックス、ビザなどが値上がり率の上位に入っている。

 8日の東京株式は反発後、しっかりした展開か。日経平均株価は、前週末5日に反落した反動や、現地5日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートとなろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(前週末5日は154円62-63銭)、ユーロ・円が1ユーロ=180円台の後半(同180円34-38銭)と円安方向に振れている。円安の流れから輸出関連株への物色が中心になりそうだ。前週末5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄<5401.T>、TDK<6762.T>、菱重工<7011.T>などが、同5日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同5日の大阪取引所清算値比200円高の5万680円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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