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<相場の読み筋>12月16日

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(画像=株式新聞) 

この記事は2025年12月16日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>12月16日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>12月16日

 15日の米国株式は、NYダウが前週末比41.49ドル安の4万8416.56ドルと続落、ナスダック総合指数が同137.756ポイント安の2万3057.413ポイントと3日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が13億402万株、ナスダック市場が72億579万株だった。米政府機関の一部閉鎖の影響を受けて公表が遅れている11月雇用統計の発表を16日に控え、様子見姿勢が強まった。NYダウは、前週11日に史上最高値を更新していただけに利益確定売りが優勢だった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、ブロードコムやアーム・ホールディングス、コストコ・ホールセールなどが下落した。

 16日の東京株式は、軟調な展開が続きそう。現地15日の米国株式は弱い動きが継続したことから、売り優勢スタートが見込まれる。ただ、きのう15日には心理的なフシ目の5万円が意識されたことから、同水準を割り込む場面では押し目買いに下げ渋る動きも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(15日は155円25-27銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の半ば(同182円08-12銭)とやや円安方向にある。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO<3436.T>、三井金属<5706.T>、ニデック<6594.T>などが、15日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比145円安の5万95円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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