
(画像=株式新聞)
| この記事は2026年4月10日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>4月10日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>4月10日 |
9日の米国株式は、NYダウが前日比275.88ドル高の4万8185.80ドルと続伸し、1カ月ぶりの高値を回復。ナスダック総合指数も7日続伸と堅調な動きを維持した。中東情勢をめぐり様子見ムードでスタート。NYダウは一時200ドル超下げたものの、その後はイスラエルとレバノンが和平協議を始めると報じられ、原油先物の騰勢一服とともに株式への好感買いが相場を押し上げた。イランは米国との停戦合意後もイスラエルが、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラがいるレバノンへの攻撃を続けていることに反発し、ホルムズ海峡を再封鎖していた。NYダウ構成銘柄ではアマゾンやキャタピラーが上昇。また、半導体株で構成するSOX指数は連日で最高値を更新し、インテルやAMDなどが買われている。サンディスクやマイクロンも高い。
オプションSQに当たる10日の東京株式市場は中東の停戦維持への期待を引き継ぎ、買いが先行する見通し。ただ、日経平均株価が前々日に急騰した反動は残るとみられSQ通過後は不安定な値動きにも注意したい。また、日本時間夜には米3月消費者物価指数が発表されるため、これに先立つインフレ警戒も広がりやすい。一方で、11日に行われる予定の米国とイランの和平交渉への期待が下値を支えそう。個別株はサンディスクやマイクロンの急伸が追い風のキオクシアなどメモリー関連や、3月の受注統計が良好だった工作機械株などに注目したい。半面、米アンソロピックの新サービスが警戒されるITソフト銘柄は厳しい展開を余儀なくされる可能性も。為替相場は、ドル・円が1ドル=159円前後(9日は158円43銭-159円28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=186円前後(同184円81銭-186円21銭)。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、9日の東京終値に比べ良品計画<7453.T>、日立建機<6305.T>、ファストリテ<9983.T>などが高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は5万6690円で、9日の大阪取引所清算値比380円高。
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