
(画像=SBI証券)
この記事は2025年1月27日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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反落。主力テック株の決算発表を翌週に控え、利益確定による売りが発生
3指数反落。翌週に主力テック株の決算発表や、FOMC等の重要日程を控え、利益確定とみられる売りが発生。トランプ氏が大統領に返り咲き、中国や欧米への即時関税発動が行われなかったことや、民間による巨額AIインフラ投資が明かされ、週足ベースでは上昇した。
セクター別では、週内の上昇率が大きかった情報技術が下落率トップに。一方、一部大型株がけん引し、コミュニケーション・サービスやディフェンシブの公益や生活必需品等は上昇。
1月ミシガン大学消費者信頼感(確報値)71.1と6カ月ぶりに低下し、速報値から下方修正された。また、1年先の期待インフレ率は3.3%と速報値から変わらずだった。
債券利回りは低下(価格は上昇)。1月ミシガン大学消費者信頼感(確報値)など、消費者マインドの低下が意識されたもよう。
ドル指数は下落。トランプ大統領が対中関税への姿勢をトーンダウンしたことで、過度な懸念が後退。ドル安で割安感が生じ、金価格は上昇。
原油価格は小幅高。トランプ大統領がOPECに原油価格の引き下げ要求を行ったことを受け、週間ベースでは下落。
個別株では、アナログ半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TXN)が7%超の大幅安。1-3月期の売上高見通しが低調だった。
航空機のボーイング(BA)が-1.4%。10-12月売上高見通しが市場予想を下回り、大幅赤字の警告を行なったことも嫌気された。
【1月27日(月)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
中国製造業・非製造業PMI(1月)
ドイツIFO企業景況感(1月)
シカゴ連銀全米活動指数(12月)
米新築住宅販売件数(12月)
米2年国債、5年国債入札
■主な企業決算の発表
寄り前:AT&A(T)、ON・セミコンダクタ(ON)
~見通し~
重要日程を控え、様子見ムードが広がると警戒される。ただ、トランプ大統領の対中関税姿勢が想像より弱く、政治的リスクへの楽観的な見方が下支え材料となると予想される。
SBI証券 投資情報部 栗本奈緒実
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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