
(画像=SBI証券)
この記事は2025年2月27日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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まちまち。エヌビディアの決算発表控え、警戒感漂う
ディフェンシブ株の一角が売られ、ダウ下落。S&P500はほぼ変わらず。ナスダックは小幅高。
引け後にエヌビディア(NVDA)の決算発表を控えていたことや、トランプ大統領がEUに対し関税を課す考えを示し、警戒感が漂った。なお、トランプ大統領はメキシコとカナダに対する関税措置は、これまで示した3月ではなく、4月2日に発動する考えを示した。
セクター別では、情報技術の上昇率が大きかった。幅広いセクターが売られたなか、ディフェンシブの生活必需品の下落率がトップだった。
債券利回りは低下(価格は上昇)。7年債入札が堅調な需要を集めたことや、トランプ大統領がメキシコとカナダに対する関税発動を延期し、価格の上昇幅が縮小した場面もあった。
ドル指数は上昇。トランプ大統領がEUに対し関税を課す考えを示したことで、対ユーロで上昇。対円はほぼ変わらずだった。
原油価格は続落し、年初来安値を更新。ホワイトハウスが、ウクライナのゼレンスキー大統領の訪米日程を確認したことなどが価格を押し下げた。
金価格は小幅高。最高値水準に位置していたことから利益確定と見られる売りが広がったが、その後反発。
個別株では、引け後に決算発表を行ったAI半導体大手エヌビディア(NVDA)が、発表直後は時間外で株価が上昇したものの、その後売り買いが交錯している。2-4月期の売上高見通しは、市場予想の最も高い数値には届かなかったものの、平均を上回った。
スーパーマイクロコンピューター(SMCI)が、12%超の大幅高。前年度の年次報告書の提出が遅れ、上場廃止の可能性があったが、延期後の期限である2/25までに提出を行ったことが好感された。
【2月27日(木)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
ユーロ圏景況感(2月)
米実質GDP(10-12月期、改定値)
米耐久財受注(1月)
米新規失業保険申請件数(2月22日に終わる週)
米中古住宅販売成約(1月)
クリーブランド連銀ハマック総裁が講演
フィラデルフィア連銀ハーカー総裁が講演
■主な企業決算の発表
引け後:デルテクノロジーズ(DELL)
~見通し~
中国の低価格高性能AIの台頭で、業績見通しに対する警戒感が広がっていたエヌビディア(NVDA)の業績見通しが底堅かったことから、テック株を中心にリスクオンムードが広がると予想される。
SBI証券 投資情報部 栗本奈緒実
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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