(画像=SBI証券)
| この記事は2025年9月17日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版)：Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |
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FOMC控え慎重姿勢、主要3指数小反落
9月16日(火)の米国株式市場では、主要3指数は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を前に、大きな取引は手控えられた。
経済指標では、朝8時半に発表された8月の小売売上高は前月比0.6%増と、市場予想を上回った。同時刻に発表された8月の輸入物価指数は市場予想に反して前月比0.3%増となった。9時15分に発表された8月の鉱工業生産は市場予想に反して前月比0.1%増となった。
セクター別(全11業種)では、6業種が下落。公益事業と不動産が安く、エネルギーと一般消費財・サービスが高い。
個別株では、オラクル(ORCL)はTikTokの米事業継続で同社が一定の役割を果たすと報じられ、1.5％上昇。イーライリリー(LLY)は政府の法人税率の引き下げ優遇措置の恩恵を狙って50億ドル規模の国内での製造工場建設計画を発表し、2.2%上昇。一方、今週出荷を始めた中国向け新製品への需要が低調と伝わったエヌビディア(NVDA)は1.6%下落。ヒムズ＆ハーズヘルス(HIMS)はFDAが同社のウェブサイト上の減量薬に関するコメントが誤解を与える恐れがあるとして警告文を送ったことを受け、5.7％下落。
原油先物相場は3日続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比1.22ドル(1.9%)高の1バレル64.52ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は3日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比6.1ドル(0.2%)高の1トロイオンス3,725.1ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは前日比0.01%ポイント低い(価格は高い)4.03%で引けた。ドル指数は続落、16日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比95銭の円高・ドル安の1ドル=146円40〜50銭で取引を終えた。
【9月17日(水)の米国市場】
主な経済指標・イベント：
★米政策金利発表、パウエル議長記者会見
米住宅着工件数(8月)
米住宅建設許可件数(速報値)(8月)
主な企業決算の発表：
寄り前
ゼネラルミルズ(GIS)
～見通し～
最近の株式相場の上昇の多くは、今後12カ月に利下げが6回行われるとの期待に支えられており、FRBが今後どの程度積極的に利下げするかは注目されるだろう。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数
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債券・商品市況
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主要通貨
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S&P500日中足チャート
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ナスダック日中足チャート
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S&P500ｾｸﾀｰ別
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S&P100種騰落率ランキング
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その他主要銘柄
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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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