
(画像=SBI証券)
| この記事は2026年5月11日にSBI証券で公開された「サッカーW杯で日本応援! 半導体株高の今こそ見直したい国内高配当株ファンド8選」を転載したものです。 掲載記事:サッカーW杯で日本応援! 半導体株高の今こそ見直したい国内高配当株ファンド8選 |
半導体株が好調の2026年 高配当株ファンドに注目する理由は?
6月はいよいよサッカーワールドカップが開幕します。2026年大会は6月中旬から7月にかけて、アメリカ・カナダ・メキシコの北中米3ヵ国で開催され、日本代表の戦いに注目が高まる時期です。こうした盛り上がりの中、スポーツと同じように、投資においても「日本を応援する」という視点から、あらためて国内株式に目を向けてみるのも一案といえるでしょう。
2026年の国内株式市場では、半導体関連株のウエイトが高い日経平均株価が大きく上昇し、相場全体をけん引しています。図表1では、新NISAが始まった以降の期間における国内の主な株価指数の推移を示していますが、半導体株は序盤では必ずしも堅調とは言えず、値動きの振れ幅が大きい局面も見られました。
もっとも、半導体株はAI需要の拡大を背景に、需給や収益性の改善といった構造的な追い風を受けており、中長期的には成長が期待される分野です。将来のリターンを狙ううえでは、分散投資の一つとして有効な選択肢と言えるでしょう。
一方で、2026年は割安株の構成比率が高いTOPIXは、日経平均と比べて出遅れが目立ち、同様に高配当株指数も上昇局面で伸び悩む展開となっています。
もっとも、中長期のチャートを見ると、高配当株指数は大きな値動きに振り回されにくく、安定的に推移してきました。高配当株は株価の値上がり益に加え、定期的に受け取れる相対的に高い配当を積み上げることで、時間の経過とともにリターンが蓄積されやすい点が特徴です。
そのため、配当の積み上げ効果が表れやすい中期以上の期間に着目すると、図表2でも示したように、高配当株指数は2020年以降のパフォーマンスにおいて、TOPIXや日経平均を上回りました。背景には、2023年3月以降の東証による資本コストや株価を意識した経営の要請を受け、企業の株主還元強化策が進展したことや、割安株を見直す動きが強まったことがあると考えられます。
こうした点に着目し、今回はNISAでも人気のTOPIXインデックスファンドや日経平均インデックスファンドの3年・5年リターンを上回る実績を持つ、国内高配当株ファンド8本をご紹介します(図表3)。
好成績の国内高配当株ファンドは、値動きの振れ幅を示す標準偏差を抑えながら、安定的にリターンを積み上げてきました。
資産全体の分散投資の中で、為替リスクがなく相対的に高い配当水準が期待できる国内高配当株をバランスよく組み合わせることで、時間をかけて成長してきた日本代表を応援するような視点で、長期的な資産形成を目指してみてはいかがでしょうか。
図表1 2024年以降の半導体株指数、日経平均、TOPIX、高配当株指数のパフォーマンス比較 (2023/12/29~2026/4/30 2025/12/30=100)

※ QUICKデータをもとにSBI証券作成(各指数は配当を含まないプライスリターン)
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません
(画像=SBI証券)
図表2 2020年以降の日経平均、TOPIX、高配当株指数のパフォーマンス比較 (2019/12/30~2026/4/30 2019/12/30=100)

※ QUICKデータをもとにSBI証券作成
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません
(画像=SBI証券)
図表3 5年好成績 国内高配当株ファンド

※ウエルスアドバイザーのデータをもとにSBI証券作成(2026年3月末基準)
※NISA・成長投資枠対象でSBI証券ネット取り扱いの国内高配当株ファンド(ファンド名が「配当」または「インカム」を対象)を5年リターン順に表示
※国内高配当株ファンドは太字で示した日経平均インデックスファンドの3年リターンとTOPIXインデックスファンドの5年リターンをそれぞれ上回るファンドのみを表示
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません
(画像=SBI証券)
好成績 国内高配当株ファンドの特徴は?
5年リターンで1位のNZAM 日本好配当株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:四季の便り)は、予想配当利回りが高いと判断される銘柄を中心に、株価の割安度等にも着目した投資銘柄の選定を行うファンドです。組入上位銘柄は住友電気工業、三井金属、兼松、日清紡ホールディングス、丸紅などとなっており、組入銘柄数は99銘柄、予想配当利回りは3.26%です(※)。1年・3年・5年リターンでバランス良く好成績で、運用効率に優れたファンドとなっています。
2位の日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価採用銘柄の中から予想配当利回りの上位30銘柄に投資し、原則年2回(6月と12月)にリバランスを行っているファンドです。組入上位銘柄は商船三井、武田薬品工業、小松製作所、日本郵船、MS&ADインシュアランスグループホールディングスなどとなっており、組入銘柄数は30銘柄で、予想配当利回りは3.8%です(※)。1年・3年リターンでは取り上げた高配当株ファンド8本の中では見劣りしていますが、長期の5年では高い配当収入の積み上げ効果で好成績のファンドです。
3位のOne日本インカム株式ファンド(3ヵ月決算型)は、予想配当利回りが高いと判断される株式ならびにREITに分散投資し、業績動向、株価指標ならびに流動性などを勘案して銘柄を選定しています。組入上位銘柄は東京海上ホールディングス、豊田通商、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、伊藤忠商事などとなっており、組入銘柄数は45銘柄で、予想配当利回りは2.62%です(※)。どの期間においても安定してTOPIX配当込みを上回る実績を上げています。
4位の日本株配当オープン(愛称:四季の実り)は、相対的に配当利回りが高い銘柄を中心に、増配期待銘柄にも投資を行うファンドです。組入上位銘柄は、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、トヨタ自動車、三井住友フィナンシャルグループ、日立製作所などとなっており、組入銘柄数は79銘柄、予想配当利回りは2.66%です(※)。1年・3年・5年リターンでバランス良く好成績のファンドといえます。
5位のOne高配当利回り厳選ジャパンは、「配当利回り」と「長期にわたる配当の持続性・成長性」に着目し、投資銘柄を20~40銘柄程度に厳選しているファンドです。組入上位銘柄は、三井住友フィナンシャルグループ、東京海上ホールディングス、住友電気工業、豊田通商、丸井グループなどとなっており、組入銘柄数は38銘柄、予想配当利回りは2.65%です(※)。
6位のニュー配当利回り株オープン(愛称:配当物語)は、予想配当利回りが市場平均と比較して高いと判断される銘柄を中心に投資しているファンドです。組入上位銘柄は、三菱UFJフィナンシャル・グループ、トヨタ自動車、三井住友フィナンシャルグループ、三井物産、みずほフィナンシャルグループなどとなっており、組入銘柄数は69銘柄、予想配当利回りは2.68%です(※)。値動きの振れ幅を示す標準偏差(5年)が最も小さく、1年・3年・5年でバランス良く好成績のSBIセレクトのファンドです。
7位のダイワ好配当日本株投信(季節点描)は、予想配当利回りが高いと判断される銘柄を中心に、成長性、企業のファンダメンタルズ、株価の割安性等に着目し、投資銘柄を選定しているファンドです。組入上位銘柄は東京海上ホールディングス、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、小松製作所などとなっており、組入銘柄数は98銘柄です(※)。
8位のフィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)は、個別企業分析により企業の配当の成長性を多角的に分析し、将来の配当成長が見込まれる銘柄を発掘しており、ポートフォリオの平均予想配当利回りが市場平均以上となることを目指して運用しているファンドです。組入上位銘柄は三菱UFJフィナンシャル・グループ、JX金属、三井住友フィナンシャルグループ、ニチアス、三井物産などとなっており、組入銘柄数は70銘柄、予想配当利回りは2.3%です(※)。
それぞれのファンドの特徴を理解した上で、中長期の視点から国内高配当株ファンドへの分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。
(※)ポートフォリオの情報は2026年3月末基準(8位のファンドのみ2026年2月末基準)。個別銘柄の取引を推奨するものではありません。
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