29日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比1120円程度高い6万5810円前後で推移する。午前9時17分には、同1348円71銭高の6万6041円83銭と、取引時間中としては2日ぶりに6万6000円台に乗せている。28日の米国株式市場で、米国とイランの和平協議について60日間の停戦延長などを盛り込んだ案が合意に達したと伝わり、期待感の高まりから、NYダウが連日で、ナスダック総合指数は3日続けて終値ベースで最高値を更新。イラン側が米国との合意の報道を否定しているものの、東京市場も買い優勢で取引を開始、その後上げ幅を広げた。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比1185円高の6万5745円だった。
業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落している。SUMCO、三和HDなどの金属製品株や、Mフォワード、ソフバンGなどの情報通信株が上昇。JAL、ANAなどの空運株や、アシックス、任天堂などのその他製品株も高い。キーエンス、村田製などの電気機器株や、OLC、リクルートHなどのサービス株も堅調。アステラス薬、第一三共などの医薬品株や、大和証G、野村などの証券商品先物株もしっかり。一方、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、INPEX、石油資源などの鉱業株が安い。
そのほか、Fスターズ、三井ハイ、ケミコン、ボードルア、メタウォータが上昇。半面、広済堂HD、タマホーム、FIG、アルプスA、日本紙などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=159円台の前半(28日は159円46−48銭)、ユーロ・円が1ユーロ=185円台の半ば(同185円17−21銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
