29日後場は日経平均株価が、前日比1636円38銭高の6万6329円50銭と大幅に反発。TOPIX(東証株価指数)も同55.16ポイント高の3957.17ポイントと4日ぶりに急反発した。日経平均とTOPIXはともに、25日に付けた終値ベースの最高値を更新。米国とイランの和平交渉で、イラン側が米国との合意の報道を否定しているものの、東京市場では朝方から買いが先行。先行きは不透明ながら、今回の紛争発生前の状況に戻ることを期待した楽観的な見方が優勢となったもようで、株高につながった。日経平均は午後3時5分に、同1811円90銭高の6万6505円02銭を付け、27日の取引時間中の最高値(6万6428円81銭)を更新。その後も高値圏で推移し取引を終えた。為替相場は1ドル=159円30銭前後で小動き。
東証プライム市場の出来高は46億212万株、売買代金は16兆3127億円。騰落銘柄数は値上がりが938銘柄、値下がりは585銘柄、変わらずは41銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、3業種が下落、建設1業種が変わらず。SUMCO、三和HDなどの金属製品株や、JAL、ANAなどの空運株が上昇。帝人、東レなどの繊維株や、キーエンス、村田製などの電気機器株も高い。TOTO、NGKなどのガラス土石株や、7&iHD、ファストリテなどの小売株も堅調。住友化、信越化などの化学株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、王子HD、日本紙などのパルプ・紙株、ユキグニ、サカタのタネなどの水産農林株が安い。
そのほか、Fスターズ、武蔵精密、イビデン、堺化学、ケミコンが上昇。半面、広済堂HD、FIG、三菱自、タマホーム、テスHDなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
