11日後場は日経平均株価が、前日比38円ちょうど高の6万4217円27銭と小反発。一方、TOPIX(東証株価指数)は同17.25ポイント安の3830.35ポイントと続落した。10日の米国株式市場では、中東リスク再燃を受けNYダウ、ナスダック総合指数ともに大幅に下落。東京市場でも朝方は売りが先行した。売りが一巡した後、米軍が新たなイランへの攻撃を完了したと発表し、急速に値戻しが進んだ。荒い値動きが続くなか、日経平均は午後1時48分に、同216円23銭高の6万4395円50銭を付けた。その後、再失速する場面もみられたが、取引終了にかけてしっかりとなった。為替相場は1ドル=160円50銭前後でジリ安傾向にある。
東証プライム市場の出来高は24億1485万株、売買代金は11兆2563億円。騰落銘柄数は値上がりが538銘柄、値下がりは987銘柄、変わらずは39銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち11業種が上昇、22業種が下落した。INPEX、石油資源などの鉱業株や、味の素、JTなど食料品株が上昇。郵船、川崎汽などの海運株、レゾナック、信越化などの化学株も高い。出光興産、ENEOSなどの石油石炭株や、SUMCO、日東精などの金属製品株も堅調。TOPPAN、アシックスなどのその他製品株や、三菱倉、上組などの倉庫運輸株もしっかり。一方、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、大和証G、野村などの証券商品先物株、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株が下落した。
そのほか、LinkUG、TOPPAN、楽天銀行、ユニオンツル、キオクシアが上昇。半面、エニカラー、FIG、ニチコン、HIS、福井銀が安い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
