株式新聞ダイジェスト

3Dマトリク、下方修正発表も悪材料出尽くし期待で買い優勢

 止血剤を手掛けるバイオベンチャーのスリー・ディー・マトリックス(3Dマトリク)が反発し、前日比12円高の157円を付けた。5日引け後、25年4月期損益予想の下方修正を発表したが、一時的要因と捉えられ、悪材料出尽くし期待から買い優勢の展開となっている。

 25年4月期の連結経常損益予想を14億1800万円の赤字から24億8300万円の赤字(前期は1億4000万円の黒字)に引き下げた。製品と原材料の評価損に加え、為替差損を計上した。同社は3月に経常損益の計画を6億900万円の赤字から下方修正していた。

 一方、今回の修正要因は25年4月期に限る一時的なものと捉え、26年4月期見通しや中期経営計画への影響はないとしている。

 6日の終値は、前日比1円高の146円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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