
(画像=SBI証券)
この記事は2025年2月17日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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まちまち。小売売上高が予想以上に減少
大型のディフェンシブ株は売られ、ダヴは下落。S&P500はほぼ変わらず。金利低下を受け、ナスダックは上昇。前日にトランプ大統領による相互関税の即時導入が回避されたものの、週明けが休場なこともあり、警戒感は払拭されないままであった。
1月小売売上高は、前月比0.9%減少(予想0.2%減少)と予想以上の落ち込みとなった。ロザンゼルの山火事や、好調だった前年の年末商戦の反動が影響したと指摘する声が市場から聞こえた。直近2年間で最大の落ち込みとなり、消費減速への懸念が株式市場の重しとなった。
セクター別では、金利低下を受け主力テック株が属する情報技術やコミュニケーションサービスなどが上昇。一方で、生活必需品やヘルスケアなどディフェンシブセクターの下落率が大きかった。
小売指標の落ち込みを受け、債券利回りは低下(価格は上昇)。金利先物市場では、9月利下げ予想が40%超まで上昇した。ドル指数は下落。
原油価格は、3日続落。ウクライナ停戦交渉を巡る思惑から下落が続いている。
前日に最高値を更新した反動で、金価格は下落。
個別株では、半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズ(AMAT)が8%超の大幅安。前日の決算発表で示された2‐4月期の売上高見通しが、市場予想を下回った。
コインベース(COIN)が8%弱の下落。前日の決算発表では10-12月期の売上高が予想を大きく上回ったが、利益確定の売りが広がったとみられる。
【2月17日(月)の米国市場】
株式・債券市場は休場(ワシントン誕生日)
【2月18日(火)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
ドイツZEW景気指数(2月)
米ニューヨーク連銀製造業景気指数(2月)
米NAHB住宅市場指数(2月)
■主な企業決算の発表
引け後:アリスタネットワークス(ANET)、オクシデンタル・ペトロリアム(OXY)
~見通し~
ウクライナでの戦闘を巡る米露高官による和平会談が18日(火)に開催されると明らかになった。進展の兆しを示すことができれば、リスクオンムードとなるだろう。
SBI証券 投資情報部 栗本 奈緒実
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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