11日前場は日経平均株価が、前週末比226円81銭安の6万2486円84銭と続落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同0.64ポイント高の3830.12ポイントと、小幅に反発した。朝方は、前週末8日の米国高を受けて買いが先行し、日経平均は7日に付けた取引時間中の最高値(6万3091円14銭)を更新した。ただ、買い一巡後は指数への影響が大きいAI株への利益確定売りが優勢となり下げ転換。午前11時21分には、同276円45銭安の6万2437円20銭を付けるなど、安値圏で取引を終えている。為替相場は1ドル=157円10銭台と、朝方の水準からは円安方向にある。
東証プライム市場の出来高は14億6015万株、売買代金は5兆3842億円。騰落銘柄数は値上がりが822銘柄と全体の52%を占め、値下がりの681銘柄を上回った。変わらずは68銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち13業種が下落、20業種が上昇した。イトーキ、任天堂などのその他製品株や、メルカリ、ソフバンGなどの情報通信株が下落。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株も安い。JAL、ANAなどの空運株や、ディスコ、菱重工などの機械株も軟調。オリンパス、HOYAなどの精密機器株や、王子HD、日本紙などのパルプ・紙株も弱かった。一方、味の素、JTなど食料品株や、郵船、川崎汽などの海運株が高い。
そのほか、デジアーツ、MDM、アドクリ、ZACROS、東京きらぼしが下落。半面、サンワテクノ、インターアク、クレスコ、物語コーポ、フィードワンなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
