市況(場況)

日経平均は670円程度安、先行後も軟調推移=30日前場

 30日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前営業日比670円程度安い5万9240円前後で推移する。売り先行で取引を開始後も軟調に推移し、午前9時37分には前営業日比775円11銭安の5万9484円71を付けている。東京市場が休日だった29日の米国株式は、NYダウが5日続落した一方、ナスダック総合指数は小反発するなどまちまち。軟調だった28日に続きさえない値動きだった。FOMC(米連邦公開市場委員会)は29日、政策金利の据え置きを決定。3人の理事が声明に緩和的な文言を含めることに反対し、利下げが遠のいたとの見方から強まった。東京市場でも、利益確定売りが先行したようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前営業日28日の大阪取引所清算値比1105円安の5万8915円だった。

 業種別では、全33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇している。JR東日本、JR東海などの陸運株や、オリックス、JPXなどのその他金融株が下落。大成建、清水建などの建設株や、三菱UFJ、みずほなどの銀行株も安い。アシックス、任天堂などのその他製品株や、OLC、リクルートHなどのサービス株も軟調。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株も弱い。一方、SUMCO、ニッパツなどの金属製品株や、山パン、味の素など食料品株、商船三井、川崎汽などの海運株も高い。

 そのほか、富士通、北陸電、コクヨ、モリタHD、Vキューブ(監理)が下落。半面、JDI、北陸電工、TDK、ルネサス、RSTECHなどが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時3分時点で、ドル・円が1ドル=160円台の前半(28日は159円52−54銭)、ユーロ・円が1ユーロ=187円台の前半(同186円63−67銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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