国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2026年5月25日−5月29日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、新規設定の3ファンドを含む4ファンドが新たにランクインした。
新規設定の3ファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが29日に設定した「成長戦略フォーカス・ジャパン」、フィデリティ投信が26日に設定した「フィデリティ・世界テクノロジー・厳選株式ファンド(資産成長型)」(愛称:テック・ハンター)、アセットマネジメントOneが26日に設定した「One/ティー・ロウ・プライス インフレガード&オポチュニティ・ファンド(モデレートコース(標準))」(愛称:IGO)。「成長戦略フォーカス・ジャパン」は487億円の純資金流入となり第2位、「フィデリティ・世界テクノロジー・厳選株式ファンド(資産成長型)」は188億円の純資金流入で第5位、「One/ティー・ロウ・プライス インフレガード&オポチュニティ・ファンド(モデレートコース(標準))」は158億円の純資金流入で第9位となった。
「成長戦略フォーカス・ジャパン」は、国内企業の中から、主に日本政府の成長戦略・産業政策等を背景に、持続的な成長が期待される企業の株式に投資する。「フィデリティ・世界テクノロジー・厳選株式ファンド(資産成長型)」は、日本を含む世界のテクノロジー関連企業の株式に投資する。テクノロジー関連企業は、「技術革新および技術の進展による恩恵を受ける、または将来受けることが見込まれる製品、プロセス若しくはサービスを有し、又はこれらを開発する企業」と運用会社が判断した企業としている。「One/ティー・ロウ・プライス インフレガード&オポチュニティ・ファンド(モデレートコース(標準))」は、国内株式、国内債券、世界株式、世界債券およびREIT等に分散投資するバランス型ファンド。「モデレートコース(標準)」のほか、「ガードコース(安定)」、「オポチュニティコース(積極)」がある。消費者物価指数(総合)を基に算出した日本のインフレ率を長期的に上回る成長を目指し、「モデレートコース(標準)」では日本のインフレ率を長期的に年率2%程度上回るリターンを、「ガードコース(安定)」では同1%程度、「オポチュニティコース(積極)」は同3%程度上回るリターンの獲得を目指す。
新規設定3ファンドのほかには、「ベイリー・ギフォード世界成長企業戦略/SMT.LN外国投資証券ファンド」(愛称:クロスオーバー・グロース)が新規にランクインした。4月27日−5月1日以来のランクインとなった。
先週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)。556億円の純資金流入となり、3週連続のトップとなった。同ファンドのほかには、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」、「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)、「SBI NASDAQ100インデックス・ファンド」(愛称:SBI NASDAQ100)が先々週(5月18日−22日)に続いてトップ10入りした。
一方、先々週ランクインしていたファンドのうち、「キャピタル・グローバル・ハイインカム債券ファンドF(米ドル売り円買い)」、「日経225ノーロードオープン」、「楽天 日本株4.3倍ブル」、「モルガン・スタンレー フィジカルAI株式ファンド」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
