ソニーグループが急反発、前日比363円高となる3477円を付けた。8日引け後、26年3月期決算と27年3月期の業績予想に加え、新たな自社株の購入枠設定や、台湾TSMCとの戦略的提携を発表し、買い材料視された。
26年3月期の連結営業利益(IFRS)が1兆4475億円(前期比13.4%増)だった。イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)や音楽が好調に推移した。27年3月期の営業利益は1兆6000億円(同10.5%増)を計画。ゲーム&ネットワークサービスとI&SSの増益を織り込んだ。配当予想は中間・期末とも17.5円の年間35円とし、前期から10円の増配を予定している。
また同社は、2億3000万株(自己株を除く発行済株式総数の3.89%)・5000億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は27年5月10日までとした。
さらに、子会社のソニーセミコンダクタソリューションズは、TSMCと、次世代イメージセンサーの開発・製造に関する戦略的提携に向けた法的拘束力のない基本合意書を締結したことも明らかにした。両社は、ソニーセミコンダクタソリューションズが過半数の株式を保有する合弁会社の設立を検討し、熊本県合志市に新たに建設されたソニーの工場への開発と生産ラインの構築に向けた検討も行う。
11日の終値は、前週末比258円高の3372円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
