神奈川県の百貨店さいか屋が前日比80円ストップ高の290円を付けた。2日引け後、保有不動産の潜在価値の顕在化と資本効率向上に向けた取り組みを発表し、買い人気を集めた。
同社は、外部専門機関による鑑定で、評価総額80億円規模の保有不動産鑑定額と潜在含み益があることを明らかにした。一方、1株当たり実質純資産約415円は、現在の株価水準を大きく上回っていることから、市場評価(株価)とのカイ離の早期解消と確立に向け、体験型商業(コト消費)への転換による手元資金の最大化と、横須賀市大滝町1丁目地区再開発事業への参画、株主還元の充実を含めた資本効率向上策の検討などを掲げた。
同社の株主還元強化への思惑や、中堅百貨店の取り組みに対する関心が高まったことで、この日は同業の大和や井筒屋なども買われている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
