私鉄大手の西武ホールディングスが、前日比142円安の2579.5円を付け、連日で年初来安値を更新した。SBI証券の投資判断引き下げが売り材料視されたが、売り一巡後は下げ幅を縮小している。
SBI証は3日付で西武HDの投資判断を「買い」から「中立」(3段階中2位)へ、目標株価を5200円から2600円にそれぞれ引き下げた。西武HDが目標として掲げるNAV(純資産価値)成長を実現させるには、流動化→再投資→価値創出→再流動化の再現性が重要と指摘。昨今のインフレが再投資(工期延期・工事費高騰)、価値創出(費用高騰による収益率低下)はネガティブなインパクトを与えていると推察し、株価反転のカタリストに欠けると解説。短期的なアップサイドリスクとして、自社株買い、営業利益計画の上方修正などを、中長期的なアップサイドリスクとして次期中期経営計画公表をあげている。
4日の終値は、前日比71.5円安の2650円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
