高機能樹脂や液晶フィルム材などを手がけるダイセルは25日、長期ビジョンで注力市場として掲げている「安全・安心」の領域において、高齢化社会の進行に伴う「シニアの転倒骨折リスク」という重大課題の解決に向けた新規事業を本格始動したと発表した。
同社では今回、自動車安全部品であるインフレータの設計技術を土台として、国立研究開発法人の産業技術総合研究所との共同研究に加え、ソニーグループのSony Acceleration Platformが提供するイノベーション創出支援サービスを活用し、高齢者の転倒衝撃を瞬時に緩和する「ウエアラブルエアバッグ」を開発した。今後は、広島大学と同製品の共同研究を開始し、同大学病院の主導により製品の安全性、装着状況、受容性を検証する臨床研究など実用化に向けた取り組みを加速させる。
25日の終値は、前週末比47.5円高の1312.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
