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6月権利確定の株主優待8銘柄

6月権利確定の株主優待8銘柄

(画像=SBI証券)

この記事は2026年6月5日にSBI証券で公開された「6月権利確定の株主優待8銘柄」を転載したものです。
掲載記事:6月権利確定の株主優待8銘柄
日本株投資戦略

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当ページの内容につきましては、SBI証券 投資情報部長 鈴木による動画での詳しい解説も行っております。東証プライム市場を中心に好業績が期待される銘柄・株主優待特集など、気になる話題についてわかりやすくお伝えします。

日本株投資戦略※YouTubeに遷移します。

6月権利確定の株主優待8銘柄

■日経平均が高くとも出遅れ銘柄は多数

東京株式市場では株高基調が続き、商いも活況となっています。6/3(水)に日経平均株価の終値は68,402円13銭まで上昇して過去最高値を記録しました。東証プライム市場の売買代金は5/29(金)に16兆3,127億円まで膨らみ、これも過去最高となりました。

イラン情勢への不安が次第に後退したこと、それを受けて原油価格の上昇が一服したこと等が背景とみられます。ただ、それ以上に、決算発表等を経て「AI革命」の恩恵が日本企業に及んでいることが確認され、AI・半導体関連銘柄への評価が大きく好転したことが株高の原動力と考えられます。AI・半導体関連銘柄の中には、日経平均株価への寄与度が大きい値嵩株も多く含まれ、日経平均株価を押し上げる要因になりました。

ただ、日経平均株価という指数上昇の恩恵はAI・半導体関連銘柄のほかにはあまり広がっていないのが現実です。TOPIXの騰落レシオ(日々の値上がり銘柄数を25営業日分合計/同値下がり銘柄数を25営業日分合計)は6/3(水)時点で96.2%と100%未満にとどまっており、日々値下がり銘柄数が多いことを示しています。同様に、年初来安値更新銘柄数で示される「新安値銘柄数」は6/2(火)に、東証プライム市場で368銘柄を数え、なんと本年最高の記録になっています。

しかし、このことは裏を返せば、出遅れ銘柄が数多く存在していることを示していると考えられます。配当や株主優待を享受しながら、中長期的スタンスでの投資を考えている投資家にとっては投資チャンスといえるかもしれません。

6月に権利確定の株主優待実施銘柄をスクリーニング

今回の「日本株投資戦略」では、6月に株主優待の権利が確定する銘柄をご紹介します。銘柄のスクリーニング条件は以下のとおりです。

(1)東証プライム市場上場銘柄
(2)6月に株主優待の権利確定を予定している銘柄
(3)株主優待の権利を確定するのに必要な最低投資金額が30万円未満
(4)直前四半期累計(本決算の場合は通期)業績について営業利益が前年同期比で増益
(5)継続企業の前提に疑義が生じていない
(6)取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄を除く

下の図表に掲載された銘柄は、上記のすべての条件を満たしています。掲載の順番は、閲覧回数の多い順(6/4時点)です。


なお、「6月に権利が確定する株主優待銘柄」のほとんど(掲載銘柄はすべて)が6/26(金)を権利付最終日としています。この場合、6/29(月)の権利落ち日以降に買い付けができても、配当および株主優待の権利を確保することはできませんので、ご注意ください。

また、権利付最終日に優待実施銘柄を買い、権利落ち日に売ることで、効率良く株主優待の権利獲得を考える投資家の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで注意すべき点は、買い付ける時の株価が予想外に高くなったり、売る時の株価が予想外に安くなったりするなど、相当額の売却損がでてしまうケースです。配当取りも同様で、権利落ち日には配当実施分だけ株価が下がることが多くなっています。ノーコスト・ノーリスクで株主優待や配当を享受することは難しいでしょう。

それでも、コストやリスクを軽減して、株主優待の権利を確保する方法はあります。ひとつは、複数銘柄に投資をし、リスク分散を図る方法です。

もうひとつは「つなぎ売り」を活用した取引です。「つなぎ売り」で株主優待をお得に活用する方法については、SBI証券のWebサイトでご紹介していますので、参考にしてください。ただし、制度信用売りを利用した場合、株主優待品の価値を上回る逆日歩が発生する可能性があるため、注意が必要です。一般信用短期の在庫がある場合は、逆日歩が発生しない一般信用短期の利用をご検討いただくことがよいと考えられます。また、「つなぎ売り」をした場合、信用取引の「売り」により、配当調整金を支払う必要が生じ、実質的に配当を受け取れなくなるなど、重要な注意点(*下記脚注の詳細参照)があります。メリットとデメリットを十分理解したうえでのご利用をお願い申し上げます。

重要な注意点 ~つなぎ売りを利用した場合の「配当金(現物と信用)受け払いの差額」~

※権利付き最終日の大引け時点でつなぎ売りをしている場合、現物については税金が差し引かれた配当金(配当金の約80%)を受取り、一般信用売り建玉については配当落ち調整金(配当金の100%相当)をお支払いいただきます。したがいまして、配当金の約20%相当の差額をお客さまにご負担いただくことになります。
※権利付き最終売買日と権利落ち日をまたいで信用売建玉がある場合、権利落ち日に予想配当金相当額(予定配当調整金)をあらかじめ委託保証金現金から拘束させていただき、配当金が確定後に拘束金から支払いを行います。信用売建玉に対する支払予定配当金相当額合計(予定配当調整金合計)は、ログイン後ページ内「口座管理」>「口座(円建)」>「信用建余力」>「建余力・追加保証金」の「増担保・配当調整金」に表示させていただいております。

【銘柄一覧】6月権利確定の株主優待8銘柄

【銘柄一覧】6月権利確定の株主優待8銘柄

※会社公表データ、当社HPデータ、Quick Workstation Astra Managerデータ等をもとにSBI証券が作成。
※「優待獲得最低株数での優待内容の概要」は、株主優待内容のすべてを記載したものではありません。正式な内容は各社Webサイト等でご確認ください。
※「優待獲得最低株数での優待内容の概要」欄において、カッコ内に期間の表記がある銘柄は株主優待獲得に必要な最短保有期間、株数の表記がある銘柄は株主優待獲得に必要な最少保有株式数を示しています。
※銘柄名右横カッコ内の数字は決算期末を示しています。
※予想1株配当金は会社公表ベースです。
※6月決算銘柄の場合、「6月末予想1株配当金(円)」は2026年6月期「期末予想1株配当金」です。12月決算銘柄の場合、「6月末予想1株配当金(円)」は2026年12月期「上半期末予想1株配当金」です。
※ラウンドワン(4680)は年4回株主優待を実施。2027年3月期は各四半期末ごとに1株4.5円で合計年間18円が会社計画の予想1株配当金です。

(画像=SBI証券)

一部掲載銘柄を解説!

■ラウンドワン(4680)~4回株主優待と配当を実施。株価底入れにも期待

◎複合エンタメ施設を国内外に展開

ボウリングやアミューズメント、カラオケなどの複合エンタメ施設を展開しています。筆者の中では「ROUND1」といえばボウリングのイメージが強かったのですが、もともとはローラースケート場の運営からスタートした企業でした。クレーンゲームやメダルゲームなどを扱う「アミューズメント」が売上収益の中心となっており、2026年3月期では売上収益全体の60.2%を占めています。海外出店にも注力しており、2026年4月末時点ではアメリカに59店舗を展開しています。

特徴的な取り組みとして、「Round One Deliciousプロジェクト」があります。国内で最高級の評価を得た日本食を海外の店舗で提供しようというプロジェクトです。今期より出店を開始し、ロサンゼルスとラスベガスでの開業が予定されています。その後はアメリカ主要都市へと展開を拡大する計画です。事業計画によると1店舗当たりの年間売上は300万米ドルとなり日本円で約4億7,900万円(1米ドル=159.99円)となります。

また、国内のセグメントに関しても、クレーンゲームの新エリア展開や5月より3%程度の値上げを行うなど売上収益拡大に向けた施策を実施しています。

◎今期予想は増収増益

2026年3月期の通期業績は売上収益が1,895億4,800万円(前期比7.1%増)、営業利益が287億7,300万円(前期比9.7%増)の増収増益となりました。一方で当初計画していた営業利益301億3,000万円には到達しませんでした。国内既存店は好調だった一方で人件費、アミューズメント景品費、水道光熱費などが増加しました。年間の1株当たり配当金は18円(四半期ごとに4.5円)です。

また、2027年3月期(通期)の会社予想は売上収益が2,190億9,000万円(前期比15.6%増)、営業利益が330億5,000万円(前期比14.9%増)で増収増益となっています。年間の配当予想は1株当たり18円で前期比増減はありませんでした。

株価をみると6月4日(木)の終値は929円10銭です。2025年8月の高値1,658円から下落基調でした。2026年初からAI・半導体関連銘柄を中心とした上昇相場となる中で、同社はスポットが当たりにくい業種であったと思います。しかし、チャート的には800円近辺でダブル底を形成しており、下落トレンドからの離脱が期待されます。

◎年4回の株主優待と配当が魅力的

株主優待と配当の内容を確認していきます。

嬉しいポイントとして株主優待や配当は1年に1回、もしくは2回もらえる企業が多いのですが、同社の場合は年4回受け取ることができます。

優待権利確定月は毎年6月、9月、12月、3月の年4回です。保有株数によって1回当たりの優待内容が異なります。最低100株以上保有していれば株主優待を受け取ることができます。さらに今期配当予想では1株当たり4円50銭の配当金が年4回となっています。6月4日(木)の同社終値929円10銭で計算すると年間配当利回りは1.93%です。

6月分の株主優待については6/26(金)が権利付最終日です。

・100株以上300株未満

【500円割引券】1枚

【健康ボウリング教室・レッスン優待券】1枚

・300株以上1,500株未満

【クラブ会員入会券】1枚

【500円割引券】3枚

【健康ボウリング教室・レッスン優待券】1枚

・1,500株以上3,000株未満

【シルバー会員入会券】1枚

【500円割引券】5枚

【健康ボウリング教室・レッスン優待券】1枚

・3,000株以上6,000株未満

【ゴールド会員入会券】1枚

【500円割引券】8枚

【健康ボウリング教室・レッスン優待券】1枚

・6,000株以上

【プラチナ会員入会券】1枚

【500円割引券】10枚

【健康ボウリング教室・レッスン優待券】1枚

■アイスタイル (3660)~ECサイトで使える買い物割引券を贈呈

◎若い女性の強い支持が強み~日本最大級のコスメ・美容の総合サイト、ECサイト、実店舗を運営

「@cosme(アットコスメ)」という日本最大級のコスメ・美容の総合サイトを運営し、さらにECサイト・国内外で実店舗の運営なども行っています。

売上高(2025年6月期)の77.7%(消去前営業利益構成比は52.4%)は「リテール事業」で、ECおよび実店舗を通した化粧品販売を行っています。「マーケティング支援事業」は売上高の14.0%、消去前営業利益の47.4%を占め、@cosmeを基盤とした広告ソリューションの提供、データ分析に基づいた支援等を行っています。店舗やECサイトの販売がコロナ禍による行動規制等の影響で減少し、業績が落ち込んでいた時期もありました。その後、行動規制の解除が進んだことに加え、2022年にはアマゾンや三井物産との業務資本提携も実現。店舗やECサイトでの販売拡大やコスト管理の面での収益性改善などにより、業績は順調に回復しています。

@cosmeは月間ユニークユーザー1,670万人(2025年6月末時点)を擁し、その88%を占めるスマホユーザーでは、20~30代女性の過半数が毎月利用していると分析(会社側)されています。この若い女性に強く支持された@cosmeと、ECサイト、実販売が相互に関わりながらビジネスを広げています。

業績は順調です。5/8(金)に発表された2026年6月期第3四半期累計決算では、売上高が596億円(前年同期比19.7%増)、営業利益28.8億円(同23.0%増)となりました。通期では売上高830億円(前期比20.7%増)、営業利益38億円(同20.1%増)が会社計画です。売上高の進捗は遅れ気味ですが、利益率の高い「マーケティング支援事業」が好調で、連結営業利益以下の計画は達成の見込み(会社資料)と説明されています。

◎株主優待では、ECサイトや実店舗で使える割引券を贈呈

6/26(金)時点で、100株以上保有する株主に対して、株主優待として下記の割引券①と②が配布されます。

①EC 「@cosme SHOPPING」 で使用できる6,400円相当の割引券

・600円割引券×4枚→3,000円(税抜)以上の購入で、1枚利用可能

・1,000円割引券×4枚→5,000円(税抜)以上の購入で、1枚利用可能

他のクーポンとは併用不可です。

②10%割引券×3枚:店舗 「@cosme TOKYO」、「@cosme OSAKA」、「@cosme STORE」 の日本国内の店舗で利用が可能です。

 ※1回のお買い物で、1枚利用可能。1回のご利用限度額は3万円(税抜)です。

こちらも他のクーポンとの併用は不可で、セール時の利用も不可なことが注意点です。

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